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 #2 ある富士講の夏 

年に一度の富士登山
バスが富士吉田に到着。
御師の「たつ道」を、念仏を唱えながら歩いて到着を知らせる。
御師が出迎える。

御師 石柱の門が目印。宿や食事を提供し登山の安全を祈る。
時には登山の手助けもした。信仰を広めるために講社を回ることもあった。

江戸時代の富士登山は往復10日、富士吉田から山頂でも往復3日かかった。

そのため30年ほど前までは、登山者は前日は御師の家に泊まって休息を取り、
お礼にお布施や座布団、茶碗などを納めた。

大国屋 16代目の御師。
『三十一日乃御傳』の巻物
がある。
富士への熱い信仰が人々を救うという身禄の教えは巻物に記録され、
御師を通してたくさんの信者に伝えられた。

現代は5合目までバスで行けるので、御師の家に泊まる人はほとんどいなくなったが、
この講社では毎年欠かさず立ち寄り、最後の身支度をする。

白装束 全て手作り。
鈴(れい) 腰に下げた鈴。
登る時に音がして励まされる。

昼前に浅間神社に参拝。
5合目まではバス、8合目で一泊。
←身禄さんが仏になった所か。

先達は下山するまで食事をとらない。御神体を背負って登る。
苦行しながら、全ての講員が無事に登山できるように気を配っている。

山小屋
 身禄を祀る神殿がある。
神主は夏場の一か月間をここで過ごし、
各地から集まる富士講の人達のために儀式を行う。
身禄の霊力を講の人に分け与える儀式
を、明かりを消して行う。

ご来光 朝4時半。
ここまでの無事を感謝して、歌うように祈りを捧げる。
雨の年も小屋で祈る。

山頂まで、4時間かけて登る。
急な斜面を、六根清浄(迷いや欲を断ち切った清らかな境地)と唱えながら登る。

正午ごろ、山頂に到達。

富士山頂上奥宮 神聖な場所。白装束に朱印を押してもらう。
毎年一つ増える。

御鉢 浅間大菩薩が宿る聖地。
一年に一度、ご神体をここに里帰りさせている。
背負ってきたご神体の包みを解き、皆で祈りを捧げる。


今回で158回目の登山だった。←先達が登った回数だと思うけど違うかも。
昔ながらの行事を毎年欠かさず行う講社は数えるほどになってしまった。
誰もが登れる山になっても、この人たちの信仰の重さは変わらない。

先達の言葉
富士山は自分で登ってありがたいと思って下りる山。
でないと信仰の山という価値が無い。征服するものではない、ありがたい山。
体力の続く限り登り続ける。



感想 本当に、ゆっくり登るなあと思った。
高齢という理由ではなくて、登ることを大切に噛みしめているようだった。

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 この記事へのコメント 

まどろみ島へようこそ!
先達さんは、それを2回繰り返していました。
大勢の登山者を見てきて、思う所もあったのかなと思いました。
『道程が大事』、まさにそんな感じでした!

実はこの記事を打ち込んでいる時に、bunicoさんちの音楽を聴きまくっていました♪
今日お礼に行こうと思っていたので、今から行きます☆

またのご上陸を、お待ちしております!

征服するものでは無い…というのが深いです。
頂上がゴールじゃなく上り下りの道程が大事なんでしょうね。
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