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 #312 日めくり万葉集 

春日なる   三笠の山に   月の舟出づ
みやびをの  飲む酒坏に   影に見えつつ
かすがなる  みかさのやまに  つきのふねいづ 
みやびをの   のむさかづきに  かげにみえつつ
作者未詳 (巻7・1295)

春日にある三笠の山に月の船が出た 風流な男たちが飲む盃にその影を映して
三笠の山に船のような月が出た 風流な男たちの酒坏に月影が映っているよ

月見酒。風流に酒を楽しんでいた様子が目に浮かぶようです。
でも、結構酔っぱらってるよね。自分たちを「みやびを」と言っていますよ(笑)。

旋頭歌の部の最後に置かれた一首。

旋頭歌
五七七を2回繰り返した6句から成り、
上三句と下三句とで詠み手の立場が異なる歌が多い。
頭句(第一句)を再び旋(めぐ)らすことから、旋頭歌と呼ばれる。

五七七の片歌を2人で唱和または問答したことから発生したと考えられている。
旋頭歌の本質は問答的に口誦するところにある。
万葉集以降、急速に衰えた。(wiki)

なるほど、前半と後半の詠み人が違う可能性が高いのですね。
お酒を飲みながら、交代で詠んだのかも。
一緒に一つの歌を作ると、すごく連帯感が生まれ、仲良くなれそう。

言葉は、相手と心を通わせたいという気持ちから生まれ、
万葉人は言葉で気持ちを分かち合って生きていたのだと感じました。

やがて言葉は技巧を凝らし、個人の能力を競うようになっていったのかもしれません。
気持ちの共有より、自己表現に重点が置かれるようになったのかな。

2つ目の訳は、自分でやってみました♪
「春日なる」は枕詞で、
三笠山に月が出ているところを見ながら詠んでいると思うので省略し、
一緒にお酒を飲んでいる友人に、
「三笠山に船のような月が出た」と歌にして呼びかけ、
呼びかけられた友人は、茶目っ気たっぷりに
「風流な俺たちの酒坏に月影が映っている(から知っている)よ」と答え、
「風流な俺たち(笑)」 「自分で言ってるよ(笑)」  「風流な俺たち(大笑)!!」
と二人で、もしくは皆で笑い合っていたのではないかと想像しました☆

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