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 #3 敗者の生命史38億年 まとめ 

22億年前 競争から共生へ

細胞の中には様々な小器官があり、様々な働きをすることにより、
細胞が生命活動をしている。


リボソーム タンパク質の合成
粗面小胞体 リボソームで合成されたタンパク質を取り込み、濃縮・貯蔵
ゴルジ体  タンパク質を加工して分泌
リソソーム 異質の分解
ミトコンドリア 酸素呼吸し、細胞内でATP産生、数百もある。
中心体 染色体の移動
細胞核 DNA(生物に必要な全ての遺伝子情報)を保存。

1963年 ミトコンドリアの中に細胞核のものとは違うDNAを発見
同じ年に葉緑体中にもDNAを発見

細胞内共生説 
どちらも細胞の中に棲む生物のように細胞内で増殖する。
元々独立した生物だったものが細胞の中に取り込まれたのではないか。


原核生物から真核生物へ
原核生物 DNAが格納される核を持たない。バクテリア(細菌)
真核生物 核を持つ。単細胞生物のアメーバ・ゾウリムシ
     多くのDNAを持てる、核の外に様々な小器官を持つことができる。

単細胞生物たちは、弱肉強食の中で、
偶然取り込まれた単細胞生物が消化されずにその細胞内で暮らすようになった。
取り込まれた側も身を守れるという利点がある。


細胞の中に別のDNAを持つ生物が共存するなら、
自らのDNAを格納する細胞核が必要になった。
細胞核は、別の生きものを細胞内に取り込むために作られた。
これが真核生物への進化。



葉緑体は、動物の単細胞生物と植物の単細胞生物に分かれた後に、
植物の単細胞生物と共生した。

22億年前 植物の誕生

「植物は、逆立ちした人間である(アリストテレス)」


葉緑体を取り込んだ 光合成ができるから動く必要がない。

細胞壁 しっかりした構造物を作り、光を浴びやすくし、病原菌から身を守る。


菌類 葉緑体は無いが、細胞壁がある。

動物 動いて・取り入れて・消化し、有害なものは代謝・分解・排出するから、
   細胞壁は無い方が良い。


真核生物は、動物(消費者)・植物(生産者)・菌類(分解者)。
ここで早くも有機物が循環する生態系が作られた


葉緑体を取り込んだのはとても優れた戦略
菌類の中の、地衣類は藻と共生。
動物の中の、ゴクラクミドリガイは緑藻を食べて体内で栄養を得ている。


他の共生例
ミドリアメーバとクロレラ
コンボルータと藻類
腸内細菌と胃腸



共生により、単細胞生物は一気に進化を遂げた。
きっかけははっきりしないが、全球凍結が起こった後に真核生物が登場した。

ほとんどの生命が滅びた環境の中で、
能力の違うものが組むことが、とても有効な方法だったのかもしれない。

相利共生 花と虫・鳥と果実など。

争い合うよりも、助け合うほうが強い
自然界に法律はないが、共生という戦略を作り出した。
これが、厳しい自然淘汰の中で生物が導いた答え


原核生物を二つに分けると、バクテリア(真正細菌)とアーキア(古細菌)。
バクテリア 乳酸菌・大腸菌・コレラ菌などよく聞く細菌。
アーキア  メタン細菌・鉄細菌・好熱菌など、過酷な環境にいる細菌が多い。

実は、アーキアこそが人類の祖先
自ら栄養分を作れず、他の単細胞生物を食べる従属栄養生物。
アーキアの仲間が、ミトコンドリアを取り込み、
核を持ち、真核生物となり進化していく。

取り込まれたミトコンドリアはバクテリアの仲間で、
私たちの細胞は、アーキアとバクテリアの共生によって生まれた


原核生物も敗者ではない
今も滅びていない。

より大きく、複雑になる生物の進化に抗い、単純な形を守り続けている
少ないDNAで素早く増殖。速やかに変異させ、あらゆる環境に適応できる。

大気圏から深海まで存在。
何百万種・何千万種とも言われる仲間
がいる。
バクテリアこそが世界で最も繁栄し、進化に成功した種と言えるかもしれない。


感想
「競争から共生へ」は、マルクス・アウレリウスの
「助け合うのが自然な姿」という言葉と重なると思いました。

全球凍結は、生物にとっては滅びかねない大変な危機だけど、
進化のためには必要なことだったんだな。
でも逆に、生物はここまで追い込まれないと変わらないものなのかもしれない。
生物は、変化しなくても生きていけるのなら、
よっぽどのことがないとぎりぎりまで変化しないものなのかもしれない。

バクテリアって実はすごく繁栄しているんだな。
普段と違う見方に気づくと面白いなあ。
だとすると本の題名が変に思えてくるなあ。

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