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 #2 維摩経 

第二回 得意分野こそ疑え
第三章 弟子品
釈迦が維摩のお見舞いに行くように直弟子に言う。しかし弟子達は嫌がる。

釈迦の十大弟子
1、舎利弗         智慧第一。
2、目連          超能力。
3、大迦葉(だいかしょう) 厳格な修行者。釈迦より年上説。
4、須菩提(しゅぼだい)  「空」の最高理解者。
5、富楼那(ふるな)    説法の名手。
6、迦旃延(かせんねん)  論議の達人。
7、阿那律         天眼の持ち主。
8、優波離(うばり)    戒律の精通者。
9、羅?羅(らごら)    釈迦の息子。
10、阿難(あなん)    記憶力抜群。


弟子たちの行きたくない理由から、維摩の人物像が見えてくる
1、俗世間で修行すべきだと言われたことがある。
舎利弗は一番の優秀な弟子だが、この後も狂言回しのような役割をする。

2、在家に聖者(出家者)の道をお話しするのは間違っていると言われたことがある。
説法とはありのままの姿(法)を説かなければならない
すべては変化し続ける、不変の実体はない、すべては関係性の中で成立している、
すべての存在は集合体である。
その立場に立つことこそが仏教である。
自分の枠組みを押しつけていると指摘された。

3、乞食行で貧しい人からもらうことが多いと指摘されたことがある。
貧しい人に徳を積ませる為・贅沢な食物をもらわない為という考えは、
すでに自分の中にこだわりが生じている。

相手と自分との境目が無ければ何のこだわりもなく食べ物が受け取れる。
すべては関係性の中で成立しているのだから、乞食行は施す側のためのものでもある。
施す側とされる側と言う枠組みを外すと本当の乞食行になる。


5、
説法の際には、まずは自らの感覚・感情・認識を無くして、
相手の内面を観察したうえで行うべき。
自分と他者との関係の中で説法を再構築するべき。
と言われたことがある。


第四章 菩薩品 全員の弟子に断られたので、今度は菩薩の中から選ぶ。
弥勒菩薩 
初期仏教の頃から出てくる存在。
釈迦入滅後56億7000万年後に次のブッダとなることが約束された菩薩。


維摩は、未来仏という存在は過去も未来もない仏教では成立しないと指摘した。

仏教は今この瞬間しか世界は実在しないという立場なのに、
弥勒菩薩に「未来や過去にこだわりがあるのでは?」
と問うた。

授記 仏が弟子の未来の成仏について予言すること。
維摩は大乗仏教の根幹をなす授記にすら揺さぶりをかける。


光厳童子 道場の意味について諭された。

持世菩薩(じよぼさつ)
魔王に騙されかけた時、維摩の神通力で助けられた。

善徳 盛大な施しの催しを開いたが、疑問を呈された。


得意分野は弱点でもある
釈迦の優れた弟子たちの得意分野を揺さぶる。再構築を迫られる。


維摩の活動は慈悲の実践
維摩は周りの人を導くために嫌な役割を果たしている。
なかなかできることではない。


第五章 文殊師利問疾品
文殊菩薩 智慧をつかさどる菩薩。
嫌だけどお釈迦様の頼みに応じた。弟子達はついて行くことにした。

維摩は家族を外出させ、部屋を空っぽにして寝て待っていた。

維摩は、文殊菩薩に来訪の礼を述べた後、いきなり切り出した。
「あなたは、来ないという姿(不来迎)でここに来られた。
 そして、見ないという態度(不見相)で見ましたね」

文殊菩薩は動じず答えた。
「まさに、今、この瞬間しか実在できないのですから。
 同様に、何かを見るということは、何かを見ないことでもあるのです」


「病の原因は何なのでしょう。何をすればその病は治るのでしょうか」

ものごとの本当の姿を理解できないということ(痴)と、
 制御できないほど次から次へと貪る心
(有愛:うあい)が原因で、
 誰もが罹る病です。
 もし全ての人がこの病気に罹らないでいられるならば、
 その時こそ私の病も完治することでしょう。

 ここの世界の人々を自分の子どものように愛するのが菩薩の道です。
 つまり、菩薩の病は大悲(限りない広大な自愛)から起こるのです。」


三毒(克服すべき三つの煩悩) 貪欲(有愛)・瞋恚(しんに)←怒り・愚痴(痴)

維摩の病は世界全体の病を表していて、出家者は健康で病の事が分かっていない。
出家者は健康の概念や医療用語の話ばかりして病気を治そうとはしていない。
維摩は自分と他の人々との垣根をなくした結果、病気になった。



宮沢賢治 大乗仏教を熱心に勉強した人。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」



智慧の象徴である文殊菩薩と慈悲を実践する維摩の出会い
この構成に維摩経を作った人の意図が感じられる。

智慧無き慈悲も、慈悲無き知恵もだめ。



感想
お釈迦様の頼みを断るみなさんw
自分で行った方が早いのに、行ってくれる人を探し続けるお釈迦様に愛を感じる。
自分の殻を破るきっかけを与えようとしているのかなと解釈しました。
文殊菩薩は嫌だけど智慧に対する探究心が勝ったのかなと思いました。

5番は、30歳にならないと分からないことを子供に言っても分かってもらえない。

不思議だったのは弥勒菩薩。次の釈迦だと言われている菩薩。

#3 正法眼蔵 現在に集中しろと言うのは維摩経から学んだのかな。


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