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 #2 正法眼蔵 

第二回 迷いと悟りは一体である

生死(しょうじ)の巻 江戸時代に永平寺の蔵から発見された短い巻。

生死 人間の迷いの世界。涅槃(煩悩を克服した世界)に対する仏教用語。

生死に居る事を忌避してはいけない
迷いを避けず、悟りを願わずにいると、迷いを離れる「手立て」ができる。
迷いの中に悟りがある。



今生死の巻 
身心脱落して仏の世界に自分を投げ入れて仏の子になりきれば悟りの世界へ導かれる。
そうすれば仏様が助けてくれる。



「なりきる」という考え方
祖師西来意の巻
 95巻本では67巻、75巻本では62巻。
禅の試験問題である公案を解釈・評価した巻。

「ある男が木の枝を咥えてぶら下がっていた。
 一人の男が木の下に来て、
 達磨大師がインドから中国に渡った意味(仏教の心理・根本)を質問した。

 答えれば木から落ちて死んでしまい、答えなければ仏教の修行者ではなくなる。
 あなたならどうするか。」



どんな答えでもいい
公案は「あなたならどうするか」という問いかけ自体に意味がある。

道元の解釈 

この「樹の下に突如として人がやって来る」というのは、
樹の内部に人がいるといっているようなものであり、人樹なのだ。
それはまさに「人の下に突如として人がやって来て問うた」ことになる。
そうであれば、樹が樹に問い、人が人に問うているのであり、
樹の全体が問うことの全体であり、西来意の全体が西来位を問うているのだ。
西来意を問う時は、西来意をくわえて問うのである。



解決しようとするから迷う。悩むことはない。答えになりきる、問いになりきる。

木になりきる
木にぶら下がっている自分は木と一体化している。木は答えられない。

質問者になりきる
質問者は自分自身だから理解しているはずで答える必要はない。


「なりきる」という考え方は他力だけではない
自力も他力も大きな仏の力で救われるのは同じだが、
子猿は自力で母猿にしがみついており、子猫は他力で母猫に運ばれる

道元の教えは子猿に近い 
救うのは仏だが、自力でしがみつかなければならない(信じる)。



唯仏与仏の章

仏法は、人の知るべきにはあらず 仏教の真理は人間には分からない。


それなら仏になりきればいい。
「分からなけりゃ分からないでいいんです。
 分からないことが分からないと分かることが悟り。
 今の段階において必要なだけ分かりゃいいんですよ。」

目の前にある現実をそのまま見る
自分の願望を加えると不満が生まれる。
良いものは良い、嫌なものは嫌なものだと思って、
世の中の価値観に縛られずにしっかり拝めばよい。


例えば、夏の暑さになりきる 暑さを楽しむ。海水浴は暑いほど楽しい。


まず歩み始めればいい
魚も鳥も世界の限界が分からないまま泳ぎ飛んでいる。


悟りの世界を完全に理解してから歩もうとするのではなく、
歩み出せば、自然に次の道が見つかってくる。



迷いから悟りが生まれるのではない
悟りも迷いも表裏一体。
人間も最初から悟りの世界の中にいる
のだが、迷いの中にいると思っている。
悟りを求めてあくせくせず、迷ったらしっかり迷えばよい。

「一生懸命迷う。それが悟りです。」
そうすれば、悟りは自分の所に押しかけて来る。



感想 始めに「よし、がんばるぞ」と気合を入れてから本を開くのが面白かったです。

おわび 祖師西来意の巻は難しいです。
ご自分でも確認して、もしこの記事が間違っていたらやさしく教えて下さい(伏)。
きたろうさんと伊集院さんの「分かりたい!」に笑いつつ同意しました。

おまけ 無門関 
中国宋代に無門慧開によって編集された公案集。
48の公案が様々な語録から選ばれ、それぞれに頌と評唱が付けられ、
看話禅では必ず使用されるテキストであり、
特に最初の「趙州狗子(狗子仏性、趙州無字)」の公案は、
「犬にも仏性はあるか」に対し、「無」と答えた、というだけの内容であるが、
禅者が最初に与えられる課題であり、
これを解くのに3年はかかるといわれているほどの難問である。
中世においてはそれほど注目されなかったものの、
江戸期に脚光を浴びるようになり、現在においても盛んに提唱されている。

「羊頭を懸けて狗肉を売る(羊頭狗肉)」の句は本書による。

第五則 香厳上樹

第三十七則 庭前柏樹

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