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 #3 カント 永遠平和のために 

第3回 人間の悪が平和の条件である

人間の本性(ほんせい) 英語で『Nature』。
自然の摂理。人間が元から持っている自然的な傾向。

自然の摂理が平和を保障している
僻地に人間が住むようになったのは、戦争によって追いやられたから。

しかし、北極などの極寒の大地でも、トナカイやアザラシが生息しているため、
人間はそれらの動物を食料として生活できる。

人間は邪悪で、自然状態では戦争をしがち。
しかし、戦争が起こり敵対する集団が現れると、味方同士が団結せざるを得なくなる
何らかの法が必要となり、結果として平和状態が生み出される。

邪悪な人間が起こした戦争が平和を作り出すことも自然の摂理。

人間は邪悪であるが、理性によってその傾向を活用すれば平和を作り出せる。
そこを直視して、平和の問題を考える。
人間の本性による裏付けが無ければ理性や道徳できれいごとを言っても実現しない。

例え悪魔達であっても、知性さえあれば国家を樹立できる。
この摂理は国家と国家の間にも成り立っている。



国家も利己的である
自国の利益のために他国と貿易を始める。
他国より多くの利益を得ようとする。
すると、結局は他国と仲良くしておいた方が得だから、
どの国も戦争をしない方がいいという方向に向かう。

経済的交流が戦争を抑止できる
戦争はどの国にとっても利益をもたらさない。
貿易の法を決めて利益を上げる方がお互いに得をする。


自然は互いの利己心を通じて諸民族を結合させているのであり、
世界市民法の概念だけでは民族の暴力と戦争を防止することはできない。

これが商業の精神であり、戦争とは両立できないものであり、
遅かれ早かれすべての民族は、この精神に支配されるようになるのである。


国家も利己的で、自国を繁栄させたいという自然的傾向を持つ。
その時、暴力(収奪)か非暴力(法・商業活動)に向かう可能性がある。
利己心を満たしながら戦争を起こさないようにしようとするなら、商業に向かう。

カントの時代は、列強があらゆる国を植民地化した時代だった。
歴史を振り返ると、宗主国が植民地を維持するために支払う経費の方が高くついた。
短期で利益を得たいなら、暴力による収奪が手っ取り早いが、
長期的に利益が得られる保証がない。
長期的に利益を得たいなら、法に則った商業活動がいいということになる。


平和を実現できる国家とは
共和的な国家 国民が主権
を持った民主的な国家。

共和政体 行政権と立法権が分離されている国家原理。
専制政体 国家が自ら定めた法律を独断で執行する国家原理。

行政権と立法権が集中すると戦争が起きやすくなる
日本 昭和13年(1938年) 国家総動員法が制定。
戦争のために必要な人的・物的資源を政府が議会の承認なしに運用できる法律。

ドイツ 1933年 全権委任法が制定。
行政権を持つ政府が国会の合意を得なくても立法権を行使することができる法律。
ヒトラーが全てを決められるようになった。


立法と行政の分離を維持していくために

形骸化させない
今の日本では、議会で物事を決める議員を選ぶ権利は我々にある。
立法権と行政権の分離を尊重してくれる人に投票すること。

国民主権である以上、我々の責任が問われる。
国民が誤れば、国も誤る。


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