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 光と影で描く戦争の記憶 藤城清治さん 

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藤城清治さん(92歳)
影絵作家。70年、光と影でメルヘンの世界を描き続けてきた。
「人間として『生きる喜び』をみんな持ってほしいと願っている。」


戦後間もない東京で、
瓦礫に差し込む光と、その影に手掛かりを見出し、影絵作りを始めた。
「みんなをなんとか楽しませてということがすごく大事。
 こっちもそれしかやれないし、それが僕の原点にある」


こびと
生きている喜びを持ってほしいという願いから生まれ、
作品に欠かせないものになっていった。

今も全国各地で行われているサイン会。
こびとに象徴される藤城さんの作品は、
世代を越えて多くの人に夢と希望を与えてきた。


『悲しくも美しい平和への遺産(2005年)』
『長崎山王神社の一本足の鳥居と生き続ける大クス(2009年)』


80歳を過ぎた頃から、戦争の爪痕を影絵にしてきた。
そこに必ず登場させたのは生きている喜びの象徴である小人。
二度と戦争を繰り返してはいけないという平和への祈りが込められている。

この夏、これまで向き合えなかった題材に初めて挑んだ。

自らの戦争体験である、太平洋戦争末期の特攻。
特攻に飛び立つ友人達を見送り続け、自分も死を覚悟したが生き残った。

亡くなった友と、生き残った自分。
戦争が突き付けた生と死を、影絵の光と影の世界で表現したいと考えた。

封じ込めてきた記憶から新たな影絵を生み出そうと、全てを掛けて臨んだ。

「原爆ドームを描くのとは違って、
 ある意味で自分の気持ちを象徴化された作品にならなくては」

「平和な世界を祈る、望む。
 切って切って切りまくって、ひとつの集大成、人生観を訴えたような絵に」

「感覚と体力と命、全てを掛けた作品としてふさわしいものができればと思う」

こびとを描くか 
死に向かうゼロ戦の隣に、一時は描かない方がいいかと悩んだが、描いた。

「平和を願って描いている絵の中に描かないっていうことはむしろおかしい。
 はっきり出してこそ、
 やっぱりこれに打ち込んで描いた自分の覚悟というか、決まりをつけたいな」



こびとは何かを訴えるように、しっかりとこちらを向いている。

ゼロ戦を見送るように満開に咲く桜
花びら一つ一つに、散っていった仲間の思いと、見送った自分の思いを込めた。
見送っている国民全部の心でもあるだろうし、
 飛び込んだ人は桜の花びらとして散っていったんだろうと思うし

 鎮魂の意味がある。花一つにね。」

特攻で散っていった一つ一つの命。
彼らの死があったからこそ、今日はある。

「静かにね、見てもらって、みんなの心の中に何か、
 日本の良さみたいなものをね、生きている喜びをこの中から受け止めて、
 やっぱり生きていることは良かったと、感じ取ってもらえればね」


作品『平和の世界へ』完成。

展覧会
藤城さんの影絵作家としての歩みを記す92点。その真ん中に最新作が置かれた。


「悲しいよね、ゼロ戦が飛ぶところ」
「絶対こびとさんがいるんだね」
「だからなんか希望が湧くよね」

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