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 あきはぎの 日めくり万葉集 

平城京物語

秋萩の   散り行く見れば おほほしみ つま恋すらし  さ雄鹿鳴くも
秋芽子之   散去見     欝三    妻戀為良思  棹<壮>鹿鳴母
あきはぎの ちりゆくみれば おほほしみ つまごいすらし さおしかなくも

10巻・2150 2011年11月4金放送

秋萩の散っていくのを見ると、心が晴れず、萩に妻ごいをするらしい、
牡鹿が鳴くよ。


萩の花が咲く頃、牡鹿は盛りを迎えてしきりに鳴く。
万葉の人達は、萩の花を牡鹿の妻と見立てて歌を詠んだ。


鹿の鳴き声 
自分の人恋しさを、鹿の鳴き声に重ねて
哀切な響きを楽しんでいた。


万葉の人達は、鹿を愛すると共に、鹿を狩り、様々な用途に利用していた。
肉だけではなく、毛や爪も、全て利用していた。

墨と筆 奈良の伝統工芸品。鹿毛の筆は万葉時代からある。


鹿の身になり代わって詠った歌。

大君に   我れは仕へむ
我が角は  み笠のはやし
我が耳は  み墨の坩
我が目らは ますみの鏡
我が爪は  み弓の弓弭
我が毛らは み筆はやし
我が皮は  み箱の皮に
我が肉は  み膾はやし
我が肝も  み膾はやし
我がみげは み塩のはやし…

16巻・3885 乞食者(ほかいひと)


平安時代の信仰

神鹿 
春日大社の創建の際、ご祭神の建御雷命は、
白鹿に乗ってやってきた
と言われている。

鹿は長い歴史の中で保護され、今日も奈良の地で私達を迎えてくれる。


おまけ 乞食者詠(ほかいひとのうた)
…門ごとに祝言を述べて歩き,報酬として米や物を得る人々
〈ほかいびと〉といわれた。

《万葉集》巻十六には乞食者詠があって,天皇を寿ぐ歌だが,

神や精霊に対する祝言は
身分の低い者が身分の高い者に対して行う
寿詞(よごと)奏上の形式
をとったものと推測させる。

こういったところから〈ほかい〉は〈ほかいびと〉をも指すことになるが,

《新猿楽記》の千秋万歳之酒寿(せんずまんざいのさかほかい)というのも
乞者の行う祝言芸であったと思われる。


おまけ2 乞食者の歌(万葉集を読む)

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