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 #3終 和食はどうしておいしくなった!? 

平安時代に伝来した茶の栽培が普及し、
室町時代には作法を重んじる茶の湯が流行。
亭主と呼ばれる主催者が客に茶を振る舞う「茶会」が頻繁に開かれた。

当時の茶会は本膳料理が主で、半日ほどかけて行われた。
酒宴とほとんど変わりなく、亭主が茶を点てる機会が無いこともあった。

千利休の師匠である武野紹鷗はこの状況を憂い、
「どんな客を迎えても料理は一汁三菜を越えてはならない」と弟子たちを戒めた。

利休は師匠の教えを守りながら、客人を満足させたいと考え続けた。

南宗寺
(堺市) 若き利休が精神修養のために足繁く通った禅寺。

茶会にふさわしい料理を探し求めていた利休は、
素材を大切にし、工夫を凝らして作る精進料理を元に、
理想とする茶会向け料理を編み出す。

利休百会記
 天正18年
野菜の汁物  温かいものを温かく。
かまぼこ   2日も3日も時間と手間をかけて作る。
くろめ    海藻を炊いたもの。
ふなのなます

亭主自らが料理を運び、歓待することが何よりも大切。
質素ながらも旬の食材を使い、季節に合った調理法を施す
料理を最もおいしい状態で食べてもらう。

利休が確立した茶会の料理は、後に懐石料理と呼ばれるようになる。

懐石
旅の禅僧が訪ねて来た時に何ももてなすものがなく、
温めた石を布に包み、「飢えをしのいでください」と渡したこと
が元々の意味。

四季の食材を生かし、おいしさを引き出す。
利休は新しい料理芸術に、和食を最高峰に高めた。


そして何よりも和食をおいしくしたのは、食べる人を気遣うもてなしの心であった


利休は茶人として信長や秀吉に引き立てられ、
茶頭と呼ばれる特別な地位につき、豪華さに重きを置いてきた茶の湯を改革。

飾りを排した侘びの精神を極めようとする利休に、
有力な大名もこぞって弟子となる。
天皇に茶を点てる秀吉の後見役を努め、世間から「天下一の茶人」と讃えられた。

天正19年2月 利休は秀吉から突然謹慎を命じられる。

茶の湯によって際限なく地位が高まる利休を、秀吉が警戒したためと言われている。
その後、半月足らずで利休は切腹を命じられる。享年70。

利休の死後、秀吉は母に手紙を送っている。

昨日、利休の作法で食事をしました。たいそう趣がありました。


利休が理想とした食事は、利休を危険視した秀吉の心をも動かすものであった。

懐石料理は利休の弟子たちに受け継がれ、
江戸時代には庶民の間にも広まり、さらに発展していく。

現代、和食は世界で高い評価を受け、世界文化遺産となった。
そして今も、時代の変化に応えながら進化を続けている。



おまけ 日本の色
さびとは時間経過によって生まれる美しい風貌。

感想 
利休はここのいろんな記事に出てきます。良かったら左側で検索してみてください♪
利休が日本文化に与えた影響は大きいなあ。
近所のお寺が禅宗だったから精進料理に出会ったのかな。

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