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 百人一首に見る季節の移ろい 

視点・論点 著作家 あんの秀子さん

31文字の和歌は短歌と呼ぶ。

かるた取り
遊びの形で和歌に親しみ、耳から入る言葉で自然に学ぶ
ことができる。

歌を詠む 世界との交わりを感じて、言葉にして表す。
詠う   言葉を声に乗せて唱える、声を通して聞く
ことが本来の姿。


夏の月2首 これらの歌は「月は秋」という定番とは違う趣を求めたのではないか。
夏の夜は まだ宵ながら明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ
月が空を渡っていくのに時間が足りない夏の短夜。

ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる 藤原実定
ほととぎすの声が有明の月に置き換わったような
、不思議な感じがする。

「思うに古えの人の感じでは 昼と夜とは全く異なった二つの世界だったであろう」
谷崎潤一郎 「恋愛と色情」より


たった一日の中でも変化がある。昔の人は季節の移り変わりを豊かに感じていただろう。


4首を比べる
 
心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花

君がため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ

冬と春の境目を肌で感じる歌。

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山
春と夏の境目の歌。山が衣を着ているような、季節に人格があるかのようだ。

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける
夏越の払い。上賀茂神社の御手洗川。
暑い夏を何とかすごし、秋を告げる心地よい風を喜んでいる
聴覚と触覚を使い、風の心地良さを詠っている。
陰暦は現在と一か月位のずれがあるので、8月のお盆を過ぎた頃の涼しい風のこと

場所が庭・野・山・川
親戚の、山荘の襖に貼る色紙型のため
と言われている。
四季の移り変わりに配慮し、絵として想像した時の効果も考えたのではないか。

どの歌にも白が詠み込まれている
季節の変化を前に気持ちを新たにし、感謝と祈りが込められているのではないか。


言葉を通して、自然との関わりを大切にする昔の人の心が伝わってくる。
季節の移ろいを、改めて百人一首で味わってみてはいかがでしょうか。


おまけ 千年の都を支えた水の秘密



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