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 #1 万葉集 100分de名著 

第1回 言霊の宿る歌 解説は歌人・国文学者の佐佐木幸綱さん。 

万葉集とは
現存する最古の和歌集。7~8世紀に詠まれた歌を集めた。9世紀初めごろ成立か。
20巻、4516首を収録。
詠み人は天皇から貴族・役人・一般庶民まで身分を問わない。

漢字のみでやまと言葉を表現 どこで5・7・5…に区切るか解釈が難しい。
事実と、昔の人の心も推測しないと解読できない。

当時の社会や生活を知る史実的な資料としての価値も非常に高い。

歌と時代との関係を見るのが楽しい。古代史が立体的に見えてくる。

万葉自体の歌         益荒男振り 勇ましく大らか。
古今和歌集以後の勅撰集 手弱女振り 繊細で優雅。

歌の分類 公的な歌と私的な歌が一緒に入っている。
雑歌(ぞうか)  宮廷などの公式行事で詠まれた歌。
相聞(そうもん) 男女が詠み合う恋の歌。
挽歌       死者を悼み、悲しみを表現する歌。

一巻前半 天皇の歌・天皇を讃える歌。
一・二巻 皇族や貴族が多い。
三・四巻 有名歌人が多い。
その後、和歌が盛んになり、宮廷歌人や役人の歌も掲載。
十七~二十巻 編者の家持の歌が中心。後の時代に追記したのかもしれない。

万葉集の編集は785年までに終わっていた。

万葉集の時代
 四期に分けて説明。
第一期 629年 舒明天皇即位~672年 壬申の乱 激動期。
言霊
 言葉に宿ると信じられた不思議な力。
「言(こと)」は、「事(こと)」と同じで、事実を意味していた。
言葉が現実を引き寄せるという考え方は、現代の日本にも残っている。

始めの歌 雄略天皇の結婚を申し込んでいる歌。
結婚は実りを意味し、言葉で言うことによって豊作が実現される、春の儀式の歌。

二番目の歌 舒明天皇の歌
国見 各地で行われた春の行事。

豊かであってほしいという願いを込めた言霊の表現

歌で詠うと言葉の力が増幅される。言霊の力がより強まる。
だから短歌は1400年以上も続いている。

現代は言葉は信用されなくなってきているが、言葉の大切さを見直したい。


額田王の歌(巻1・8) 軍団を鼓舞する言霊の歌。大化の改新・対外的にも緊張した時代。

有間皇子の歌(巻2・141) 
磐白の 浜松が枝を 引き結び ま幸くあらば また帰り見む

有間皇子の魂を鎮める歌
悔しい思いで死んだ魂=荒魂を、歌を詠んで鎮魂し、和魂にする。
磐代の野中に立てる結び松 心も解けずいにしへ思ほゆ
 長意吉麻呂 巻2・144
後見むと君が結べる磐代の 小松がうれをまたも見むかも 柿本人麻呂 巻2・146

勝者が歴史を作り、敗者は文学を作る。


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