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 #4 和暦で暮らそう 

漢字やカタカナが奔流する日本語の底に、今でも自然結晶した古の感受性が在る。

地名
の 
山の裾野。緩傾斜地。
(柳田国男『地名の研究』)
火山の造山活動と、豊富な降水量の島国でなければ見ることのできない地形。
漢字の「野」は大陸的な平原だが、日本にはあまりない。
「の」の田んぼは、折り目節目の祭祀を営む聖なる神域だった。

山の神 家を守ってくれる祖霊。
民俗学では重要な存在。
春になると山から下りて田の神となり、秋の収穫を見届けると山に帰る。
田の神と山の神は一つ。
(柳田国男『田の神の祭り方』)

風土に土着し、堅忍不抜の志で切り拓いて、一宅一族一村を興し、
子々孫々までの暮らしの安定までを考えて、
土地柄に適応できる知恵を構築し続けた、祖先の記憶と誇り。

それら全てが「の」の一文字に込められている。


名字
山田・桜田・山崎・水口
稲作が始まった頃は、山裾で行われていた。

石黒 
「くろ」は田の周囲の畦や塚。
(柳田国男『名字の話』)
田の神の祀り場。石は祭壇。「黒」の字を当てられ古代の習俗の歴史を忘却した。

鈴木
収穫した稲を積み上げた上に付けたおまじないの木。鈴木の本氏は穂積。


明治初期までの日本人にとって、苗字由来の故土は命をかけても安堵すべき本領。
「一所懸命」という言葉は、古人の血と汗と涙を集めて生まれた。
ご先祖様が大陸の暦法を知らなかった頃の話。


忌み字の転換
葦原→吉原のように、地名・名字は偽装だらけ。
ほとんどの地名・名字の由緒は、漢字で解釈すれば間違える。



昭和・平成の大合併は、日本民族の文化的自殺
全国で古代の氏神様(祖霊)以来守り通されてきた由緒ある故郷の地名が廃され、
市町村数が半減。軽薄な新称の乱造。

太古から累積している人間の記憶を消去する無思慮と傲慢。
良識ある人々は、旧地名復活運動を始めている。



おまけ #7日本語の変化 漢字導入以来の、日本語の歴史。

感想
例え改名によって幸福が来るように祈りを込めたのだとしても、
知識や経験を伝承することの方が子孫を守ることにつながるのだろうな。

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