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 2018年10月の記事一覧 

 クレオパトラが残した古代エジプト天文学 

コズミックフロント・NEXT

デンデラ神殿複合体

ハトホル神殿 主神殿。
天井に円形天体図があった。2m四方のレリーフ。
北の空が中心。十二星座や、古代エジプト特有の星座がある。

周極星 天の北極の近くにあり、地平線の下に沈まず円を描くように動く星。
永遠の象徴。


階段ピラミッド 最初のピラミッド。
王の死後、北の星になりたいという願いで建造されたと言う。


クフ王のピラミッド 高い精度で北を向いている。
歳差運動により星の位置は変わっていく。

当時の北の空の中心には星はなかったが、
コカブとミザールという二つの星が天空の中心近くを回っていることにに気がつき、
両者を結ぶ線が地平線に垂直になる時、真北
になることを利用した。


暦と時間は南の星から生まれた
再び天体図を見ると、 
南の空は中心の北の空を取り囲むように描かれ、
さらに南の星空の外側を取り囲むように36の神々
が描かれている。

シリウス 暦の始まり、一年の始まり。
古代エジプトでは、7月下旬に日没の直前に地平から姿を現した。
ナイル川が増水を始める雨季の始まり。
シリウスの出現を心待ちにするうちに、その周期が365日であることに気付く。
365日を一年と定めた。


セティ一世の墓
長方形の帯状の表 36分割した南の星空
が描かれている。
10日毎に地平線の近くに出現する星に神を設定、5日は祭礼のための特別な日。


時間 夜を12分割 
シリウスが地平線に出現する一年の始まりに、
暦にも使われた星の帯がいくつ見えるかを観察すると、
日没から日の出までに12の帯が見えたので、夜を12分割することにした。
一晩中、定期的に神に祈りをささげていた。

水時計 夏は間隔が短い。

昼の時間も夜に合わせて決めた 
夜と昼の時間が12ずつ 24時間の概念の起源。



クレオパトラの時代に日食が起きた
当時はローマ帝国の脅威があり、動揺を抑えるために天文図を作ったのではないか。
しかし、天体図を作った20年後に古代エジプトは滅亡。
3000年の歴史に幕を閉じた。



感想 
少し調べて見たらクレオパトラが作った天体図かははっきりしていないようですが、
古代エジプトが積み上げてきた知識を結集した感じはします。

たった一枚のレリーフだけど、とても正確なのでいろんな情報が詰まっている。
ギリシャ神話の十二星座もあるのが興味深い。

時間の概念は先に夜から始まったのが面白い。

番組の感想はゆったりしていて映像が豪華。
コズミックフロントはあまり見たことが無かったけれど、のんびり見る番組なのかな?
もっと簡潔に纏めれば30分で纏まりそうだと思いました。


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 縄文一万年の美と祈り 

歴史秘話ヒストリア

縄文文化 BC11000頃~BC400頃まで。
世界に先駆けて土器を作り始め、始まって間もない頃に漆製品も発明。

狩猟・漁労・採集を生業とし、自然の恵みを受けながら、
一万年もの間、安定した生活を続けた、世界でも珍しい文化


土偶から縄文人の願いを考える 

1、縄文の女神(紀元前3000~2000年・山形)
どっしりした安定感がある体。

2、縄文のビーナス(紀元前3000~2000年・長野)
厚みを削ぎ落した結果、かえって豊満に見える。

3、ハート形土偶(紀元前2000~1000年・群馬)
くびれた腰ときれいなハート形の顔。口もある。

3つとも女性の像。お腹に正中線があり、妊娠した女性を象っているようだ。


顔面把手付深鉢形土器
出産の場面
を造形として表し、安産や子孫繁栄を願った。
当時は医療や衛生環境が悪く、出産で子供も母親も死ぬことがあった


土偶の髪型を再現 
纏め髪で動きやすそう。編んで纏めて櫛を挿しておしゃれ。複雑な髪型。

赤漆塗飾 漆の櫛も発見されている。

土製耳飾り 5cm位で大きい。

メイクや服の模様も推測することができる。
目の周りなどをベンガラで塗る。

土偶は特別なお洒落をした時の女性を写し取ったようだ。


微隆起線文土器(11000~7000年前) 全国で出土。
先が尖っていて立てることができない。土に埋めて使った?

1、鍋ではなく、再生を祈るための造形物ではないか
月の水を集める儀式を行い、土器を土に埋めて月の水を集めたのではないか。
土偶は上を向いている物が多く、月を見ていたのではないか。

満月の夜は大潮。月は水とも関わっている。
月の美しい夜、空気中の水分が夜露となり、よく葉っぱにつく。
縄文人は夜露を月の水と考え、再生の力があると信じたのではないか。

2、尖り底の土器は、かまどの灰に押し込めばむしろ煮炊きに適しているという意見もある。
尖っている方が安定している。←かまども底が丸いし、満遍なく火が通りやすそうですよね。


神像筒型土器(3000~2000年前・長野)
月を表しているのではないか。縁の大きな穴は新月と満月。
月を表した縄文土器は他にもある。

29.5周期は、女性の月経などと同じなど、生物は月の影響を受けている。
月の満ち欠けに自らの一生を重ね合わせたのかもしれない。



死者を大切にする人々 
居平遺跡
(長野) 現在は埋め戻されている。
環状集落 300年住んだ。村の中心に広場とお墓があって住居が周りにあった。

大湯環状列石も墓地を中心とした遺跡。それぞれの石の下に人骨が埋められている。

死者は新たな命を得て再生すると考えられていた。


土器に使われる蛇の造形 とぐろを巻く蛇は再生を表している。
縄文土器の縄目は、蛇のうろこを表しているとも言われる。


今まで見つかった2万点もの土偶はほとんどがばらばらな状態
完全な形のものは一割もない。
わざと壊したのかもしれない。

子孫への祈りを託して造った土偶を分割し、
自分達みんなが恵みを受けられるように一つ一つ要所に埋めたのではないか。



自然への崇拝 
縄文人たちが美に込めたのは日々の糧そのもの。

中でも崇拝の中心は、日々の糧や土器の材料をもたらす大地

一度食べた命たちは、もう一度大地の底から沸き立って、
命がこの世に溢れるようになって頂きたい
と願ったのではないか。

土偶はまだ分からないことがたくさんある。


感想 
主に土偶と土器についてでした。まだ仮説です。
でもはっきりとは分かっていない時代の話をいろいろ考えるのは面白いなあ。



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 日本人謎のルーツ 

諸説あり!

定説の日本人のルーツ
20万年前 ホモ・サピエンスがアフリカで誕生。
10万年前 アフリカを離れ、グレートジャーニーが始まる。
 4万年前 日本の近くに到達したと考えられる。


縄文人
約16000~3000年前まで現在の日本で文化を形成した民族。


これまでは、日本列島の初期の住民である縄文人は、
東南アジアや東アジアからやってきたと考えられてきたが、
最近の研究で日本列島に固有するDNAがあることが分かってきた。


M7a N9b

縄文人は、他のアジア人と違う経緯で日本列島に辿り着いた可能性がある。


所説1 北方説 2万年前にシベリアから来たマンモスハンター

縄文時代の遺跡は、関東より北に多く見つかっている。
10万年前 氷河期で日本列島は大陸と繋がっていた。
2万年前も大陸と繋がっており、北海道から来た。
津軽海峡が深く、マンモスもいないので、それまで留まっていたらしい。
18000~17000年前頃に、なぜか渡ってきた
らしい。

日本人は東シベリアのブリヤート人とそっくり。
D4j8

バイカル湖周辺のブリアート人と日本人が持っていて、
韓国人や中国人にはほとんどない。


嶋木遺跡(約2万年前・上士幌町) シベリアと同じ成分の土器が見つかる。

白滝ジオパーク 細石刃。
ソコル遺跡(約2万年前・サハリン) 細石刃の材料は白滝産の黒曜石。


2万年前、マンモスの移動に合わせて北海道とサハリンを行き来していた。
やがてマンモスが絶滅し、北海道の自然に適応して留まった人、
北へ去った人、日本列島を南下した人もいただろう。


市谷加賀町二丁目遺跡(東京)
約4000~5000年前の16体の人骨 北から来た人々
だと考えられる。

アイヌの人の熊祭りのような、
自然に神々が宿る、循環して帰ってくる、神様に贈り物をするなどの考え方が、
日本人とシベリアの民族との関わりを感じられる


三内丸山遺跡の土器 シャーマンの絵が描かれている。
シベリアのチュクジ族のシャーマンに似ている。
東北にはシャーマンが多い。土偶も一種のシャーマン
である。


所説2 南方説 4万年前に南から海を渡ってきた海洋民族?

武蔵台遺跡(4万年)
南から来た石器と北から来た石器
 南から来た石器の方が古い。
南はスンダランドからフィリピン・琉球列島・沖縄を通って南九州に入る。

スンダランド 現在のタイ周辺に形成されていた広大な陸地。
4万年前、スンダランド→沖縄→鹿児島
へ渡った可能性がある。

上野原遺跡(霧島市)
上野原縄文の森 約9500年前の竪穴式住居の復元。
三内丸山より前に、南九州に縄文の集落
があったことが分かってきた。

つぼ形土器 7500年前 ほぼ完形で出土。
稲の伝来と共に発達したと考えられていた形の土器が、すでにあった。


肉や魚を燻製する技術もあった。

栫ノ原遺跡(鹿児島) 丸ノミ型石斧(約11000年前)
東南アジアに、さらに昔の同じ形の石斧があり、伝来したのではないか。

しかし約7300年前、鬼界カルデラ噴火があり、
南九州の縄文人は全滅したのではないか。
一部は西北九州や四国に逃げた人もいたのではないか。


北方説のDNAもあるだろうが、
旧石器時代の、もっと古い時代のDNAも調べないと起源は分からない。



所説3 12万年前、縄文人以前の日本に先住民がいた?

砂原遺跡(出雲市)約12万年前の20点の石器。
入口遺跡(長崎) 約10万年前。
金取遺跡(岩手) 約9万年前。


大陸起源のオリエンタリスという象の化石が、
日本列島の50万年前より古い地層から出てくる。
同じ時期に大陸から哺乳動物が日本列島に渡って来たのではないか。

50万年前、九州辺りが大陸と地続きだった。
しかし、新人のホモ・サピエンスが現れたのは20万年前。


約200万年前 猿人 アウストラロピテクス
 180    原人 北京原人など
  35    旧人 ネアンデルタール人など



2016年、ドイツの科学誌
花粉症の免疫に関わる世界中の遺伝子を調べ、
花粉症DNAがネアンデルタール人
にあることを突き止めた。
そして、日本人は約51%が持っている
アフリカにはほとんど無く、ヨーロッパはまあまあ多く、北欧は少し少なく、
アジアやアメリカは15%位、南米は少ない。


ネアンデルタール人が日本列島に居た可能性がある。


感想 
所説1は、「なぜか津軽海峡を渡った」という所で少し笑ってしまいました。
何か渡らざるを得ない事情があったんだろうなと予想はできるものの、
はっきりしないと公式には言えないんだろうな。

どの諸説が正解だと思うか
出演していた方は、ご自身の長年の研究結果を踏まえ、だいぶ悩んだ末に、
「4万年位じゃないか」と仰っていました。
それが常識的な態度なのだろうと思いつつも、どの説も面白かったです。
年代が違うから、全部事実かもしれないと思うほど説得力がありました。

所説1・2・3はそれぞれ別の集団だし、
これから他にも集団が出てくるかもしれません。
長い時間の中で、いろんな集団が辿り着いた時代という認識になり、
縄文人・縄文時代という括り方は無理になってくるかもしれないと思いました。

所説3は縄文人以前の話ですね。
グレートジャーニーで言う4万年前よりも前ですが、あり得ると思います。
だってグレートジャーニー説は日本にあまり関心がなさそうだもの(笑)。
無人ということはなかったんじゃないかなあ。
以前、グレートジャーニーを纏めながら、
4万年以前の日本列島は無人だったというのは本当かなあ、
どうも日本は当てはまらない気がするなあと、少し思っていたので、
グレートジャーニーとは関係のない所で、それ以前に人が居たという説は、
有り得ると思いました。

と納得していたら、最後に爆弾が!
ええええー?! 花粉症の原因がネアンデルタール人?! 花粉症DNA?!
花粉症の人が増えたのは戦後からではないの?!
杉を植えすぎた以外の理由もあったの?! ちょっと調べてみました。

日本の花粉症の歴史の纏め
日本の花粉症は高度成長期とともにやってきた!

やっぱり、花粉症の人は戦後から増えたんですよね。
昔も花粉症やアレルギーはあったけれど、人数は少なかったようです。

(簡単な纏め)
アレルギーの原因は特定しにくいが、
日本人の生活が劇的に変化し、体質が変化したのではないか。


1、美食や欧米的な食生活への変化
肉などのたんぱく質の摂取が多くなると、異物への反応が過敏
になり、
アレルギー体質になりやすい。

2、食品添加物の多食
インスタント食品やスナック類、ファーストフード、保存食など。

3、気密性の高い住宅
ダニ(特にチリダニ科のヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニ)が増えると、
アレルゲンとなる。

4、ストレス社会
毎日厳しい選択と実行を迫られている。

また音・光・閉塞感など、無意識のストレスもある。
ストレスが即アレルギーを生んでいるかどうかは測りにくいが、
免疫機能の変調をもたらすことは確か。

5、アスファルトの舗装
花粉がアスファルトに落ちると、湿ってデコボコした土と違い、
上昇気流でまた舞い上がり、空気中に飛んでいる時間が長くなり、
人間が吸いこむ機会が多くなる


6、ディーゼル排出微粒子で弱った鼻や肺
さらに花粉症になりやすくなる。

7、日本人のカラダの中に寄生虫がいなくなり、
抗原抗体反応(アレルギー)が花粉などで起きやすくなった
という説もある。


現在の花粉症の人が多いのは現代の生活が原因だけど、
そもそもの花粉症DNAを持ち込んだのはネアンデルタール人ということか。

花粉症は辛いけれど、いい遺伝子ももらっているかもしれません。

縄文文化(日本文化)の独自性はネアンデルタール人と関係がある?

出発地点のアフリカ、旅の初めの地域にはネアンデルタール人成分が少ない。
DNAってすごいなあ。一人一人が生きた証がちゃんと残っているね。

でも、DNA鑑定は一つのことについて一つだけ分かる、という感じもします。
いろんな分け方が出来そうだけど、分け方を間違うとミスリードしてしまうかも。


おまけ1
陸続きだった時代
番組では北海道がくっついていたり、九州がくっついていたりしていたけれど、
長い間、かなりくっついているなあ。大陸の一部というくらい。

日本列島の形成と日本人の祖先
北海道と樺太、九州と朝鮮半島が陸続き、日本海は巨大な湖。

6万年前頃が最も厳しい氷河期 ベーリング海峡も氷で覆われていた。
ユーラシア大陸とアメリカ大陸が陸続きとなって、多くのアジア人がアメリカに移動。
アメリカのインディアンも、日本人と同じアジア人で、モンゴロイドの一種。

3万年前~1万年前 大地震や海底火山の噴火などの地殻変動や、
気温の上昇による氷河融解で海水面が上昇したことによって、
世界はほぼ現在の大陸を形成

日本列島が今のような形になったのは今から約1万年前。けっこう最近。
縄文時代は大陸から切り離されてから生まれたのかな。


おまけ2 日本列島の旧石器時代
氷河期の最寒期でも津軽海峡、対馬海峡は陸続きにならなかった。
4~3万年前に世界最古の磨製石器

動物相
幾度となく北、西、南の陸峡間宮・宗谷・津軽・対馬・朝鮮などの海峡)を通って、
いろいろな動物が渡ってきたと考えられている。
さらに、それらの動物群を追って旧石器人が渡ってきたともいわれている。

最終氷期に大陸と繋がった北海道だけは
マンモス動物群が宗谷陸橋を渡ってくることが出来たので、
それらの混合相
となった。

ナウマン象は約35万年前に日本列島に現れて約1万7000年前に絶滅。

現生人類(ホモ・サピエンス)は7~6万年前に出アフリカを果たし、
それ以前にはアフリカ外には分布していなかった。
従って、日本列島最古の石器(砂原遺跡の12万年前)を遺したのは、
デニソワ人などの旧人である。
日本列島に現生人類が現れるのは4~3.5万年前と考えられており、
これは日本固有のハプログループD1b (Y染色体)の起源年代とおおむね一致。


デニソワ人
ネアンデルタール人と並んで、
我々現生人類であるHomo sapiens sapiensに最も近い化石人類。

また現生人類の一部(メラネシア人など)と、
遺伝子情報を部分的に共有する可能性が高い
としている。
64万年前にネアンデルタール人から分岐した人類であることが推定された。

↑旧人! それはグレートジャーニーとは関係ない人類に当てはまるなあ。
ではネアンデルタール人由来の人とはデニソワ人?
現生人類が到達するより前にこの人たちも日本列島に住んでいたのかもしれない。
長い期間のことだから色々混ざってデニソワ人とは言い切れないかもしれないけれど、
私達の遺伝子に、ご先祖様として残っているかもしれない。
こんな一節を思い出しました。

見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ
星とたんぽぽ (金子みすゞさんの詩より)


超古代は基本認識がよく分からないから、
調べた頁をさらに調べることになってだんだん訳が分からなくなるなあ。
でもこのどんどん深みにはまっていく感じが楽しいです。
でもすっきりと体系的に把握したいと思って纏めています。



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