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 2016年03月の記事一覧 

 #2 100分de日本人論 

第二章 日本人の感受性 赤坂真理さん(作家)
死者の書(折口信夫) 民俗学者の唯一の小説。
日本人の感性を思い出させてくれる。

日本人の死者に対する感受性 
先祖(死者)に対するあこがれを持っている。先祖は子孫を見守っている。


擬声語の多さ 意識と物質が一体になったような状態。

日本人論とは モノとこいあう力
漫画の擬声語の幅広さ 言霊信仰の名残
を感じる。


第三章 日本人の心のかたち 斎藤環さん(精神科医)
中空構造日本の深層(河合隼雄)
日本神話から日本人の精神と社会の特徴を読み解く。

古事記神話における中空性 三兄弟の真ん中の出番が無い。
天之御中主 天の中心のはずなのに。
月読神   生活で月は大切だったはずなのに。
火須勢理  海幸山幸に挟まれ、特に出番が無い。

日本神話の中心は、空であり無である。

日本神話の構造の最も基本的事実 二元論だけでは世界はできない
という考え方。

西欧の歴史の発展は、正と反が対立し、進展していったが、
日本は三項が均衡しながら進展していった。


うつほ 中空だが色々なものを生み出す場所。

対立するものができた時、中空で妥協を図る
自然状態だと合理的な考え。一神教は危機の時代に出てくる?

相手の原理を自分の中に入れる
外来のものを受け入れながら、日本文化も温存し、共存していく。



日本の政治に見る中空構造
二大政党制がなかなか定着しない。

お神輿 誰が運んでいるかは分からないが事態が進んでいく。
お神輿は軽い方がいい
 トップは強すぎず、優秀な参謀が良いとされる。
深い自覚も無しに神輿を担いでしまう。


中空構造の良くない所 
同調圧力が高まりすぎると少数派は生き辛い。

政治批判をする人が少ない 政治には期待せず、自分達の絆で乗り越えようとする。

中心に何かを置きたくなる不安 集団心理につけこむ中心への侵入者に注意。

無自覚に暮らしているので、国の外から批判されると圧倒され反論できない。
強引に攻め込まれると、自分の考えを主張できずにいいなりになってしまう。



日本人論 われらのウツホを直視せよ
今度中心への侵入を許した場合、
日本の中空構造はもはや機能しないのではないか。
日本人としての我々の全存在をかけた生き方から生み出されてきたものを、
明確に把握してゆこう
とすることである。

感想 中空構造日本の深層は面白かったです。


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 #1 100分de日本人論 

100分de日本人論 2015年。名著から日本人の本質に迫る。

日本人はいつごろから日本人と自覚し始めたか?
松岡正剛さんの話
近代になってから。明治になって日本のことを国際的に説明する必要が出てきた。

日本人論 他にもある。

1790年『古事記伝』      (本居宣長)
1806年『国意考』       (賀茂真淵)
1819年『古史徴』       (平田篤胤)
1886年『将来之日本』     (徳富蘇峰)
1887年『日本道徳論』     (西村茂樹)
1891年『偽悪醜日本人』    (三宅雪嶺)
1894年『日本風景論』     (志賀重昴)
1894年『知られざる日本の面影』(ラフカディオ・ハーン)
1894年『代表的日本人』    (内村鑑三)
1899年『武士道』       (新渡戸稲造)
1906年『茶の本』       (岡倉天心)
1911年『善の研究』      (西田幾多郎)
1925年『山の人生』      (柳田國男)
1928年『集団心理学』     (入谷智定)
1928年『国語と国民性』    (芳賀矢一)
1932年『新日本主義』     (大場喜嘉治)
1933年『陰翳礼讃』      (谷崎潤一郎)
1935年『風土』        (和辻哲郎)
1939年『日本美の再発見』   (ブルーノ・タウト)
1942年『日本文化私観』    (坂口安吾)
1946年『菊と刀』       (ルース・ベネディクト)
1956年『日本の伝統』     (岡本太郎)



第一章 日本の美学 松岡正剛さん(編集工学研究所長)
「いき」の構造(九鬼周造)
あいまいだった「いき」を哲学的に著した本。

いきとは 芸者の美意識。哲学。
色気・気高さ・さっぱりとした心持ち
が三位一体となっている。

1、媚態 異性を引き付けようと見せる色気。
     緊張感が大事。親密になると媚態は無くなる。
2、意気地(いきじ) 武士は食わねど高楊枝。
3、諦め この世は無常。未練を絶つ。 

失ってから初めてわかる本質 心の交情 揺れ動く姿。

暗示性・覆いの美学 想像力をかき立てられる。

いきを明らかにするために、
上品・下品・地味・派手・渋み・野暮・甘みなど、他の言葉との関係を探った。

現代は、言葉を組み合わせることで、微妙な価値を表現している。
その中に、いきがあるのかもしれない。

外敵が無い状態で共有できる考え方

日本人論とは 日本数寄
髪を梳く・紙を漉く・土を鋤く・風がすく・透き通る、
好く(好む・好奇心を持つ)

これらはすく→すき→数寄に繋がるのではないか。
いきとすきは近いものではないか。

いき・わび・さびは、みんなすきに向かっているのではないか。
日本人論を越えて、今日のいきは、海外の物も含めて漉いていけばいい
クールに近いものにしていく。



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 #4終 100de平和論 

高橋源一郎さん(明治学院大学教授)
寛容論(ヴォルテール)
カトリックがプロテスタントを迫害していた時代に、寛容の大切さを訴えた本。

ヴォルテール 理性と自由の人。名門で王様とも人脈があった。
理神論 人間の理性を重んじる。

宗教的不寛容への批判

ある一人の人間が、別の人間に向かって、
「私が信じているが、おまえには信じられないことを信じるのだ。
 そうでなければお前の命はないぞ」
などとどうして言えるのか理解に苦しむ。



カトリックの歴史 

「不寛容の法はしたがって道理に反し、残忍なものである。」


「キリスト教徒がお互いに寛容でなければならないのを立証するには、
 ずば抜けた手腕や技巧を凝らした雄弁を必要としない。」


「さらに進んでわたしはあなたに、すべての人を
 われわれの兄弟と思わねばならないと言おう。」


「われわれはみんな同じ父を持つ子供たち、同じ神の被造物ではなかろうか」


ヴォルテールは、三回投獄されても自分の考えを言い続けた。

高橋さんの言葉
個人は社会の動きに引きずられるが、
それでも社会と違う考えを持つのが近代的個人

寛容論の最後

「私が訴えるのは、もはや人類に対してではなく、
 それはあらゆる存在、あらゆる世界、あらゆる時代の神であられる
 あなたに向かってである。

 なにとぞ、われわれの本性と切り離しえない過去の過ちの数々に、
 あわれみをもってごらんくださいますよう


 これらの過ちが、われわれの難儀のもとになりませぬよう

 あなたはお互いに憎しみ合えとて心を、
 また、お互いに殺し合えとて手を、
 われわれにお授けになったのではございません。

 苦しい、つかの間の人生の重荷に耐えられるように
 われわれが、お互い同士助け合うようお計らいください。


 すべてが滑稽な、われわれの慣習、
 それぞれが不備な、われわれの法律、
 それぞれがばかげている、われわれの見解、

 われわれの目には違いがあるように思えても、
 あなたの目から見ればなんら変わるところのない、
 われわれ各人の状態、

 それらのあいだにあるささやかな相違が、
 また「人間」と呼ばれる微小な存在に区別をつけている、
 こうした一切のささやかな微妙な差が、
 憎悪と迫害の口火にならぬようお計らい下さい


 すべては兄弟であるのをみんなが思い出さんことを



平和論 Pray and think 祈りながら考えろ。

感想
自分の立場を悪くしてまで言ったのがすごい。


おまけ 番組のHP
「戦争と平和 ある観察」(中井久夫) より、まとめ
平和は無際限に続く有為転変の『状態』である。

平和維持の努力 しなやかでゆらぎのある秩序を維持しつづけること。
しかし構築と維持のために刻々要する膨大なエネルギーは一般の目に映らない

平和が珠玉のごとくみえるのは戦時中および終戦後しばらくであり、
平和が続くにつれて当然視され『平和ボケ』と蔑視される。


番組を作った人の言葉
だからこそ、私たちは平和について語り続ける努力を続けなければならない。



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 #3 100de平和論 

田中優子さん(法政大学総長)
日本永代蔵(井原西鶴)
いろいろな工夫をして商売を起こし、
永代蔵(長年続く蔵)を築いた人たちの、30の話。


江戸時代 世界10位以内に入る経済力だった。
戦国時代までの拡大をやめて、持続に主眼をおいた社会。

隙間産業 いろんな職業があった。
参勤交代 国内で需要を生み出した。藩内・江戸内・街道沿い。

偽装 商売人としてやってはいけない事。
まともな仕事をしてこそ人間である。
 夢のような五十年やそこらの人生 
 何をして暮らしたところで、生きられないことはないはずだ」

倫理観
お天道様の下を歩けない。ご先祖様に申し訳ない。


平和論 「信頼を作り、それを持続すること」


感想
これは平和の好例を示した本なのですね。
国内に向けた本なのに題名で「日本」とつけているのが不思議な気がします。
幸福論でも西鶴さんの本が紹介されましたね。読んでみようかな。



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 #2 100de平和論 

水野和夫さん(日本大学教授)
地中海(フェルナン・ブローデル)全5巻。
16世紀の地中海で資本主義がどのように発展し、どういう影響を与えたか。
1、環境の役割
2、集団の運命と全体の動き
3、出来事・政治・人間

社会的・地理的な時間から歴史を見る

長い16世紀 
1450~1650年位を、中世から近代への移行期
と捉えた概念。
この時代に発展した資本主義が、現在にまで通じる問題になっている。

資本主義 より早く・遠く・合理的に行動し、利潤の最大化に努めること。

ヴェネチア共和国 商業資本主義。
ただ同然で仕入れて貴族に高く売る。
人間的な関係で結ばれていた生産者と消費者の間に資本家が入り、
不公平な取引少数の富裕者と多くの貧しい人を生み、社会不安を生じた。

ジェノヴァ共和国 金融資本主義。手形の発明。
金品を運ぶ危険を無くし、空間・時間の問題を越え、紙一枚で信用を作りだした。

国際経済の始まり
いろんな国にお金を貸して戦争が長引いた。


地中海の衰退 投資先が無くなり、超低金利になった。
外国の会社に投資するようになり、イタリアのお金は流出し、
イギリス・ドイツ・オランダが台頭
するようになった。

平和論 「よりゆっくり より近く より寛容に」


感想
16世紀の話だけど今と同じ状況だ。歴史を活かせていないなあ。

それぞれが同じことをやるより纏めてやった方が合理的かと思いきや、
それぞれが自分のことをきちんと行う方がよいこともある。
どちらの考え方の方がいいのか、物事によって使い分ける必要があると思う。

伊集院さんの考え
お金と違う軸をもう数本持ってもよいのではないか。←賛成です♪



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 #1 100de平和論 

100de平和論 2016年。
伊集院さんの話より
明日戦争が始まれば、私達は戦前生まれ。

戦争と人の心 精神科医 斉藤環さん
人はなぜ戦争をするのか(フロイト)
アインシュタインがフロイトに人類が戦争を防ぐ方法を尋ね、
フロイトが4倍の文章で返した往復書簡。

共同体を維持する暴力
権力→法(暴力)→個人


人は利害が発生した時に暴力で解決する。
国同士も戦争
という暴力で解決しようとする。

国際連盟 平和という理念で結びつこうとしたが、
強制力(暴力)が無いことが問題
だと言う。


欲動 人間を行動に駆り立てる原始的な衝動。

生の欲動 他人と仲良くしたい。
死の欲動 他人を攻撃したり物を破壊したい。


人間は両方持っていて、複合的に働き、一方だけ切り離すことは難しい
恋愛にも死の欲動が付きまとい、
共同体のために死ぬことにも生の欲動が関わっている。

戦争を食い止める方法
1、結びつきの感情を高める
 個人間が感情的な絆で結びつけばよい。

2、文化的発展
「~人間の欲動の目標が次第にずらされ、
 欲動の動きそのものも制限される
ようになります」

平和論 「平和のためにできることは対話である」
対話の不在や希薄化がいろいろな社会問題につながった。


感想
死の欲動は在って当然だから、建設的な使い方を意識する必要がある。

結びつきの感情は、幸福論で言っていた「共感」ですね。
大好きなものをきっかけにして個人の世界を広げることができる。 
この本のフロイトの文章は、回りくどくて理解しづらい所があると思いました。



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 100分de幸福論 

100分de幸福論 2014年。

三大『幸福論』
ヒルティ(1891)・アラン(1925)・ラッセル(1930)。

作家 島田雅彦さん
好色一代男(井原西鶴)
万人の夢を実行した主人公。
源氏物語の54帖をもじって、54年の好色遍歴を綴った。

好色一代女 老女の回想。一代男と違い、流転の人生。
江戸時代の女性の職業を網羅しているが、女性の職業の選択肢は案外少なかった。

「~たとへ流れを立てたればとして 心は濁りぬべきや」


魂の開放
彼女は周りに合わせるよりも、自分の名誉のための行動を選んだ
経験を重ねることにより彼女にしか分からない境地を得て、強くなった。

前近代文学の題材 制約からの開放。
一代男も一代女も、自由を追及して庶民から人気を得た。

幸福とは
断念の後の悟り 挫折は恐れずに足らず。



経済学 浜 矩子さん
国富論(アダム・スミス)

労働価値説 重商主義を否定し、労働が生み出す価値を重視した。
分業 生産率が上がり、労働者に分け与えられる。
自由経済論 国家の余計な介入を無くせば、見えざる手によって経済は拡大する。

国際化経済
現代は自由経済のはずだが、幸せを感じにくい。
労働の価値が、正当に評価されていないから。

搾取
国家も企業も富を貯め込み、僅かしか労働者に分配しない
契約をしていれば犯罪ではないが、
労働者が理不尽な思いをするのは、正しい自由ではない
人間が人間に対してすることではない。
経済が前面に出ると、人間の幸せは後回しになってしまう。

もし社会の経済発展の成果が大衆の手に正しく分け与えられないならば
道義上人心を得られず、それは社会の安定に脅威をもたらすのである。


市民革命 状況を良くするために労働者自身が動く必要がある。
国や企業の言いなりでは良くならない。

解決の道は共感 共感無き者は我が身の破滅を呼び込む。

幸福とは 人の痛みが分かること



哲学 西 研さん
近代哲学では『幸福』よりも『自由に生きること』が問題だった。

精神現象学(ヘーゲル) 哲学の中で最も難解と言われる。
前の時代のルソーやカントよりも、自由の危うさを感じていた。

自由を追及すると孤独になる 生きる意味が分からなくなる。

自由への欲求と、承認欲求との矛盾 

意識の成長過程
1、生死を賭けた承認の戦い 
勝って承認されたい。人間には闘争本能がある。

2、自分だけの価値の追求 
競争の奴隷にはなりたくない、承認はいらない。
ストア主義 ローマ時代に流行した、自制的な生き方を実践した哲学流派。

3、普遍を求める意識の誕生 
自分も他人も認める本物を追及。


幸福とは ほんとうを確かめ合うこと 
承認欲求は一旦置いて、確かめ合うこと。
空気を読んで距離を置かなくていい。尋ねれば人間は怖くない。


心理学 鈴木晶さん
精神分析入門(フロイト)

人間の本能は壊れている 本能と行動が直結していない。
欲動 人間の心は、動物と違った発達をしているのではないか。

無意識の発見 自分の知らない自分。近代哲学の「我」以前の意識。

人間の心 
1、超自我
 良心。

2、自我 自分の意識。心のほんの一部分。

3、エス 本能的な力・過去の経験・感情。
心の大部分を占める無意識の中にあり、時折自我を突き動かす。

自我は弱く不安定

自我は、エスに追いまくられ、超自我に締め上げられ、
現実に突き飛ばされながら、何とか調和を作りだそうと奮闘しているのです。


自我が安定しないと幸福感を得られない 

自分をもっと知る いかに自分について言葉にできるか。

幸福とは 愛する人の幸せを願うこと
人との繋がりの中でこそ、幸福を感じることができるから。


4つの分野とも、
自分の幸福だけにしがみつかないで、相手の幸福を考えることで、
本当の幸せが見えてくるのではないかと言っているようだ。



感想
現代は自由を得ることが増えて、幸福について考える余裕ができたんだね。
どこかでこの考えを聞いたなあ、どこだったかな。

特に経済学が面白かった。
浜教授は、ちょっと怖そうだけど、すごく温かいことを言うなあと思っていたら、
「大切なことは共感だよ」で終わらず、
「共感無き者は我が身の破滅を呼び込む」と仰ったので、
やっぱり怖いと思いました(笑)。じゃあ共感しないとね!すごい説得力でした。
格言の引用が多くて、知識や見識が豊富ですごいなあと思いました。



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 そして日本は焦土となった 

そして日本は焦土となった(2005年放送)
※いろいろ抜けて纏めていると思います。気になる人はご自分でもお調べ下さい。

焦土作戦
1944年9月 戦略分析委員会
(ペンタゴン)
大規模な爆撃によって戦争を終わらせるという前例のない試み。

精密爆撃 アメリカがヨーロッパでで行っていた、軍事目標だけを破壊するもの。

「日本の消耗を早めるなら6大都市への絨毯爆撃こそ有効でしょう。
 ドイツの都市より燃えやすく、はるかに効果的だと推測されます。」


都市への絨毯爆撃
都市を丸ごと破壊
するもので、ハーグで禁止された無差別攻撃だった。

反対する兵士もいた

「~どれも功名心に逸った心理学者達の殺戮計画に過ぎないではないか」



1945年3月10日 東京大空襲
10日間で300機のB29が攻撃。約33万発(10000トン)の焼夷弾が落とされた。


それでも日本は徹底抗戦の構えを崩さなかった。

次に、180の都市を攻撃対象とし、市民もろとも焼き尽くそうと計画
1000機に増強したB29で、軍事目標がない地方都市や疎開先をも狙った。

6月17日の鹿児島から、8月2日の富山まで、
一晩で4都市ずつ、日本の66都市を焼き払った。

8月6日・9日 長崎と広島に原子爆弾を投下。

8月15日 空襲は終戦の日まで続いた。


おまけ1 東京大空襲
東京は106回もの空襲を受けたが、
特に1945年3月10日の罹災者は100万人を超えた。

おまけ2 日本本土空襲


感想1
焦土作戦は、まず絨毯爆撃に反対し、精密爆撃をして作戦から外された人がいた。
実行したのは、国家の要求に最大限応えようとした人。

この歴史を知った私達は、次に同じような状況に面した時、
どうすればいいかと考えることができると思います。


感想2
イギリスでは今でも毎年先勝祝賀会を行っているようだ。他の連合国もかな。
勝ったことを噛みしめるのは楽しいだろうし、
自分達が行ったことを正当化する必要もあるのだろうが、
爆弾を落とした元兵士の中には悩んでいる人もいるようだ。
「このような大袈裟な音楽で浮かれるような行為だったのか」


感想3
「残虐な敵に対し、フェアルールを使う必要はない」という意見が心に残った。
相手を対等に扱わなくてもいいという考え方が、惨禍を引き起こしたのだと思う。

元アメリカ兵の言葉
「日本の市民には本当に同情します。
 しかし、私達の憎しみはとても深かったのです」
自分も命を懸けて戦った行為を否定することはできないのだと思いました。

どちらが正しかったかという論点では解決しないと思います。
これからは、なぜこうなったのかについて目を向けて、
同じ歴史を繰り返さないように考え続けることが必要だと思います。

そのためには、これからはお互いに自分も相手も大切にして、
相手の考え方を知ることが必要だと思います。


感想4 
相手を対等に扱わなくてもいいという考え方
そもそも開国当時に欧米が見下してきたからこんなことになったと思っています。
普通に貿易ができればよかったのになあ。

でも、現在の欧米の人を憎むのは間違いだと思います。
これらの歴史を知って、
これからは誰が誰に対しても差別をせず、
自分さえ良ければ相手はどうでもいいという行動をやめれば、
命を落とした人の人生を少しでも生かすことができるのではないかと思います。

現代は過酷な人種差別は減ったと思いますが、
その陰には膨大なご先祖様方の苦労があることを忘れないようにしながら、
外国の人とも尊重し合って共存していけたらいいと思います。

それは自分の国だけの事ではなく、
現在があるのは、今まで生きてきた人の結果なのだと思います。
これからを変えていくことができるのは、今生きている自分達だと思います。



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 夢を叶える冒険カフェ 

日本のチカラ 田舎だからこそできる『冒険カフェ』とは

広島県北広島町 
農業と共に歩んできた歴史
が今も色濃く残っている。
人口約2000人。過疎と高齢化が進んでいる。


植田絋栄志(ひさし)さん 愛知県出身。
アジアの国から商品を輸入し、販売。

2001年 スリランカで象の糞を原料に再生紙を作る事業を始める。
ぞうさんペーパー 全国の動物園や美術館で販売。象と人間の共生を願う。

東日本大震災
皆が社会の仕組みに乗って生きているので、
何かがあると、水・電気・乗り物など、全てが止まる危うさがある。
店のものがいっぺんに空になる。
店にお金を持っていけばすぐ満腹になる仕組みはあやしいのではないか。

2011年 母の実家があるこの地域に、家族で移住。


自分で作って、売って、発信したい

芸北ぞうさんカフェ 過疎地に人と情報が集まるカフェ文化を。
海外の事業と並行して、移住して半年後に開店。
仕入れ・資金の調達・厨房は奥さんが支えている。

カフェの仲間と農作業 山を借りて椎茸栽培。
儲けはまだないが、作った野菜などを使ってこれからもがんばる。


仲間の得意分野を生かし、星空観察・コンサート・演劇などを開催。

お月見会 知り合いを増やす良い機会の一つ。
お寺で毎年開催している住職さんが、植田さんに共感し声をかけるようになった。


農業体験
参加料を徴収し、次回の資金
にする。
都市部に発信すれば農業は商売になる。
ただ一つ心がけているのは、辛い作業をみんなで楽しくやろうということ。

農地の確保が一番の課題

豪雪地帯
仲間と一緒に、お年寄りの家などの雪かき
をやる。
自分が地域の役に立つことが大切。


助けてくれる農家さんの話
農作業を有料のイベントにすることに、始めは抵抗があった。
「植田さん達は、環境にやさしいとかいう、ポリシーとか夢を追っているけど、
 地元の人は効率性や経済性を求めるので~
 植田さんが上手くやっていると思わない人もおる。

 ~みんなもやっぱり刺激になった感じがする。
 どういうふうに経済が動いているのか、
 植田さんはもともといろいろな経験をした人だから、
 ずっと地元にいて親の後を継いだりしていたらわからんよね。」


地元で生産される農産物を使った宇宙食の開発
この地方は古くから保存食が豊富。
宇宙時代に先駆けて準備を始める。夢はとにかく大きい方がいい。
↑パッケージがおしゃれ。


岩本農園の岩本さん りんご農家。
ぞうさんカフェが、自分達の在り方を見直すきっかけになった。
このりんごをつかって何とか地域に貢献したいと思うようになった。

天草を使ったりんごのジュレを開発 
赤ちゃんからお年寄りまで体にやさしい。

りんごのジュレを宇宙食として商品化 宇宙食を作った企業が提案。

海幸ジュレ ミラノ博に広島県代表として出品。

海外に売りだそうと言った植田さんに、始めはそこまでしなくていいと思ったが、
夢を持って行動すれば叶うのだと思った。


農村の資源を生かす
ジビエ 狩猟によって食材として捕獲
された鳥獣肉。
仲間が狩猟免許を取得。


広島大学で講演 事業を興して失敗したことなど。

地域に少しでも貢献できるような企業家になりたい。
喜ばれるし、自分にとっても面白い。



新しいことに挑戦してほしい
みんな起業すればいい。
レール外れたら人生最後とは思わないで、
僕が失敗も含めていろいろ深く考えずにやっていくのを見て、
おれもやってやろうかなと思ってもらえればいい。



感想
地域の人みんなを仲間にしていく感じ。
大学で学生たちに友達申請してくださいと言っていたのが印象的。
自分ではできないことがあっても、できる仲間を増やせばいい。
りんごのジュレを宇宙食にしたのは植田さん自身ではない。

感想2
今ある職業に自分を当てはめるのではなく、
自分には見える問題点、できそうなこと、みんなが喜びそうなことを見つけて、
それを仕事にできればいいと思います。



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 超絶技巧の音楽会 

#題名のない音楽会

バイオリン 五嶋龍さん
熊蜂の飛行 速弾きの定番曲。
オペラの中の一曲から取り出され、どんどん早くなっていった。

速弾きは力みを抜くことが必要で、緊張する本番では精神力が必要。

レジェンテ(H.ヴィエニャフスキ)
作者が恋人に贈った、愛の告白の曲。後に二人は結婚した。
ゆっくりと微細な感情を届けるのも超絶技巧。


オペラ 田中彩子さん
夜の女王のアリア 
ハイF 一般的なソプラノの最高音より4度高い、ファの音。
大衆の心を一瞬で掴むための高い声。中盤で2か所。

コロラトゥーラ 玉を転がすように発声する難しい技法。
歌える人は限られる。


能楽師一噌(いっそう)流笛方 一噌幸弘さん
途絶えてしまった日本の伝統笛を復刻。
田楽笛 800年前に流行。高くて大きな音。

田楽 平安時代末期に流行した大衆音楽。
多くの人が興味を持つように、超絶技巧が使われた。

空乱12拍子 田楽笛が大衆を沸かせた場面を想像し作曲。
一人で9種類の笛を使う。

2本・3本・5本の笛を同時に吹く場面がある
ジャズ演奏家のローランド・カークが、
サックスを3本同時に吹いていたのを見て、超えたいと思った。

一息で速吹き 
ちゃんと指揮者と息を合わせる。
オーケストラと演奏して主役になれる音の大きさ

循環呼吸
口から息を吐き出しながら、鼻から吸い込む呼吸法。



感想 どれもすばらしかったです!
笛は、指の速さと息がすごいなあ。



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 ぬばたまの 日めくり万葉集 

ぬばたまの 夜さり来れば   巻向の  川音高しも   あらしかも疾き
黒玉之    夜去来者    巻向之  川音高之母    荒足鴨疾
ぬばたまの よるさりくれば まきむくの かはとたかしも あらしかもとき

7巻 1101 柿本人麻呂 2011年11月8火放送


ぬばたまの夜になってくると、巻向川の川音が高くなったぞ。
山おろしの風が激しく吹いているからか。

ぬばたまの 夜・夜に関わる月や夢・黒や黒髪にかかる枕詞
檜扇という植物の、真っ黒な実の色に由来するとも言われている。

柿本人麻呂歌集の一つ。

人麻呂は、「ぬばたまの」という枕詞で夜の暗さを印象付け、
川音の高なりを引き立たせた
のかもしれない。

選者 井筒和幸さん 今回も飲みながら。
政変が続いた場所。何かおどろおどろしさを感じる。
政治的な意味を込めているのか、個人的なことを詠った歌なのかは分からないが、
いろいろ想像することが楽しい、というようなことを語っていた。



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 こぞみてし 日めくり万葉集 

去年見てし  秋の月夜は  照らせれど  相見し妹は   いや年離る
去年見而之  秋乃月夜者    雖照   相見之妹者    弥年放
こぞみてし あきのつくよは てらせれど あひみしいもは いやとしさかる

2巻・211 柿本人麻呂 2011年11月7月放送


去年見ていた秋の月は今も照っているというのに、
一緒に月を見た妻は、年月と共にいよいよ遠ざかっていく。


寂しいと書いていなくても、寂しさが伝わってくる歌。



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「ここの人、前になぜかニーチェについて書いてたよな、気になる」てなときに、『ニーチェ』と検索するとその記事が見つかるのです。すごいね!
ちなみに、書いていなそうな語句を検索すると、記事は見つからないけど、関連商品などが表示されます(笑)。
「5月の初め頃の記事…」と時期で探す時に便利です。

全ての記事を表示する

始めの10件位、この機能に気付かず「もくじ」の記事を作って、記事を書くたびにハイパーリンクしていました…。

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