FC2ブログ
≪ 2015 03                                                2015 05 ≫
 - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - -

 あまのはら 日めくり万葉集 

天の原   振り放け見れば  大君の   御寿は長く   天足らしたり
天原     振放見者    大王乃   御壽者長久    天足有
あまのはら ふりさけみれば おほきみの みいのちはながく あまたらしたり

2巻・147 倭大后  2011年10月18火放送

天空をふり仰いで見ると、わが大君のお命はどこまでも長く伸び、
広い空に満ち満ちております。


天智天皇の危篤の際に、妻の倭大后が詠んだ歌。


歌人 岡野弘彦 古典の中に人の心の本質を探ってきた。
病床にある天皇の魂が肉体を離れないように祈る歌だと考えられている。
「見る」という言葉は、生命力がこもった言葉。


おまけ 違う解釈もあるようです。

感想
「ふる」・「さく」など、
古代の日本の言葉は、一つの言葉にたくさんの意味がこもっている。
本当に言霊のような、
物事を動かすことができる力があったのかもしれないと感じます。

今の日本語はいろいろな他の言葉が混ざっているけれど、
「みる」など、古代の言葉がまだ残っている部分もある。

「みる」に込められた言葉の力も調べてみたけれど、分かりませんでした。残念。



関連記事
スポンサーサイト



web拍手 by FC2

 #4終 フランケンシュタイン 

第4回 “怪物”とは何か

「覚えておけよ。おまえの婚礼の夜に、会いに行くからな。」

ヴィクターはエリザベスと結婚。二人は旅行に行く。
怪物を見回っている間に妻が殺される。

ヴィクター自身は殺さず大切な人々を奪う 孤独を味わわせたい。
親であるヴィクターに自分の気持ちを分かってほしい。

「あわれなやつ!おまえが生きることに決めたのなら、おれは満足だ。」


ヴィクターの最期 ウォルトンに見守られ、平穏に生きよと言いながら。

怪物はヴィクターの死を嘆く
「いまは死ぬことだけが、おれの慰めなのだ。」

↑怪物が『若きウェルテルの悩み』を読んだことが伏線になっている。


怪物とは何か
ヴィクターの影
(無意識の暗い部分)
ヴィクターを抑圧する清らかなものたちを消していく。

時代の不安 
フランス革命・ナポレオン失脚・産業革命・失業・労働者階級の急増など。

女性 女性は怪物の立場と似ている。

この作品 当時、女性が名前を出すことに偏見があった。


創造主と被造物
追いかけあう宿命を背負った関係。制御できない。
物語はヴィクターと怪物の追いかけ合い。

怪物が最も欲しかったのは親の愛情

ヴィクターは、怪物に醜いことを上回る魅力や能力を見い出すこともなく
怪物の視点には最後まで立たず、怪物側からの一方的な理解で物語は終わる

伊集院さん「ヴィクターはもっと自分の力を信じるべきだった」




関連記事
web拍手 by FC2

 #3 フランケンシュタイン 

第3回 科学者の“罪”と“罰”
弟を殺されたフランケンシュタインは心を慰めるためにアルプスへ行くが、
そこに怪物が現れる。

怪物は、これまでの不遇と恨みを語り、伴侶を作ってほしいと言う。
願いを叶えてくれたら伴侶と未開の地へ去ると誓う。


「もし誰か、おれに好意をもってくれる者がいたとすれば、
 おれは百倍、二百倍にもして返すだろう。」


「~たったひとつでも恩恵を受けたと、感謝させてくれ!」



フランケンシュタインの良心
保身のためにあの悪魔に伴侶を与えて後世に悪影響を与えるわけにはいかない

衝動的に完成間近だった女の人造人間を破壊。


怪物はフランケンシュタインに復讐を誓う

「おれがもっていた愛情の心は、毛嫌いされ蔑まれただけだった。」


「復讐こそ、これからは光よりも食糧よりも大切だ。」




性格が運命を決める要因 作者は、各登場人物の性格を丁寧に描写している。

ヴィクター・フランケンシュタイン 子供時代は幸せだったと語る。

「言語の構造や国家の奉天、諸国の政治といったものには、関心がなかった。


「私が学びたかったのは、天地の秘密についてだった。~
 形而上学、あるいは高度な意味における世界の自然科学的な秘密へと向かったのだ」


人との交流に興味がない。
英雄的な生き方にのぼせやすい。業績を上げたいために近視眼的。

ヴィクターは自分の内面的原因のために破滅した。



ヴィクターとウォルトン 
ウォルトンは北極に行く野心を燃やし、そのための犠牲は仕方がないと考えていた。
ヴィクターは彼に若い頃の自分を重ね、教訓になればと思って自分の話をした
(現実では1909年にロバート達が北極点到達)。


副題 あるいは現代のプロメテウス
プロメテウス
天上の火を盗んで人類に与えた英雄であると同時に、
ゼウスに背いた罪により罰を受けた反逆者。

火は文明や生命の象徴で、光や雷にも関連し、物質に化学変化をもたらす。
科学者を暗示。


当時、処刑された犯罪者に電流を与えて死体を動かすという公開実験が行われていた。

「創造主であるおまえが、被造物のおれを嫌って踏みつけにするのか?~ 
 おれを殺そうというのだな。
 どうしてそんなに命をもてあそぶことができるのだ?
 おれに対する義務を果たすがよい。(第10章)。」




感想 朗読が良かった。なんか話があちこちに飛ぶなあ。



関連記事
web拍手 by FC2

 #2 フランケンシュタイン 

第二回 疎外が“邪悪”を生み出す
怪物の一人称 怪物の内面を描く。
怪物は森をさまよい、粗末な小屋で暮らすことになる。

怪物は学ぶ まるで記憶がはっきりしている赤ん坊のようだ。
その様子を、異化という手法を使って描写している。
異化 見慣れたものを初めて見たもののように新鮮に物事を捉える

隣に住む家族 盲目の老人と息子と娘と後にその夫。
怪物は、貧しいが助け合って生きている姿に憧れ、人間に近づきたいと思った

怪物は学び続ける 言葉を覚え、拾った本を読む。

怪物の純真さ
人間社会の悪を知るとそれを嫌悪
する。
本の主人公に心を寄せ、涙を流す。


出生の秘密を知る
研究室を出るときに、怪物はフランケンシュタインの服を羽織った。
そこに研究日記が入っていて、字を読めるようになった怪物は、
自分の生まれ方は『失楽園』とはずいぶん違うと分かった。


怪物が人間の共感に出会える最初で最後の場面
かつて村人と遭遇した時、醜いと受け入れられなかったことがあったので、
盲目の老人が一人の時に会いに行き、友達を失いたくないと言う悩みを相談。
「私は目が見えず、あなたの顔はわからないが、
 あなたの言葉には、何か誠実だと思わせるものがある。」


しかし「あなたは誰なのですか」という問いに答える前に、他の家族が帰ってきた。


醜さによる人間の偏見
怪物が見られる存在である限り、人間の共感を得られることは不可能。


創造主への怒り 怪物は人間として苦しみぬいた。

無数の人間が存在するのに、おれを哀れみ、支えてくれる者は、
そのなかにひとりもいない。
それなのに、敵に対して優しい気持ちを持てというのか?



怪物は溺れかかった少女を助けたが、誤解され父親に銃で撃たれる。

偶然フランケンシュタインの幼い弟に出会う
友達になろうとしたが、醜いと罵られる。

怪物は思わず少年を殺してしまった。



関連記事
web拍手 by FC2

 #1 フランケンシュタイン 

100de名著 
第一回 “怪物”の誕生

廣野由美子教授 
専門は19世紀を中心にしたイギリス小説。小説の技術や読み方を解説した著書。
これらは一つの解釈であり、自分の読み方を大切に、
現代においてどのように読み直すことができるか探っていくことも大切だと言う。

19世紀初頭 メアリ・シェリー(イギリス)作 19歳で書いた。

最初の本格的なSF小説 科学者が新しい生命を創造するという点。
SFの常道 科学が予期せぬ結果を招くという筋書き。

ゴシック小説 18世紀後半~19世紀初頭に流行した超自然的内容の恐怖小説


誤解が多い小説 小説よりも、舞台や映画が有名だから。
本当は美しい文学  アルプスなどの自然描写も多く、詩情豊かな作品。

フランケンシュタインとは怪物の創造主 怪物には名前が無い。

怪物は読書家で雄弁 ミルトンやゲーテなどの古典的名著に感動している。


作品の特徴
美と醜の対比

美しさへの憧れ、命の大切さ、輝かしい世界を描く一方で、暗く陰惨な場面もある。

3重の入れ子構造 臨場感を追及したため。
ウォルトンという人物が姉への手紙の中にフランケンシュタインの話を書く。
その中に怪物の話も入っている。


科学者の傲慢
ヴィクター・フランケンシュタインは死体から人造人間を作りだしたが、
あまりにも醜いので逃げ出す。

創造主としての責任を放棄
業績の達成のみを目指して、その結果について考えなかった。



関連記事
web拍手 by FC2

 生体模倣(biomimetics)2 

地球ドラマチック 生き物に学べ!~ゾウの鼻から新技術

長い年月をかけて進化を重ねてきた生物には、美しさと機能の両方がある。


新素材 ナイロン・発泡スチロールなども。
ヌタウナギの仲間から開発した繊維
身を守る粘液
 噛み付いた魚はえらを塞がれて窒息状態になる。
ムチン 特殊な分子構造のたんぱく質。水を引き寄せる。
粘液にはムチンの他に水を吸い取る繊維がある。
ナイロンより10倍丈夫で、ナイロンの原料である石油の消費を減らすことができる。

人工的に作る 養殖ができない
から。まだ強度が不足しているが研究中。

ウツボカズラの湿度が高くなると滑りやすくなる素材
表面構造を金属やガラスに塗る 
スリップス加工
 汚れを防ぐ。



動物園には未来の技術の材料があふれている

ゾウの鼻からロボットアーム
柔軟で、重い物を持ち上げ、繊細な動き
をする。
骨が無く、約4万の筋肉組織でできている。

プラスチック製・電気を使わず・軽くて安全。


動き
魚の尾びれからグリップ
フィングリッパー 水を効率的に掴む動き
を取り入れた。 

動物から歩くロボット
車輪が使えない場所のために研究。

1960年代 どこに足を着くかは人間が判断。
1970年代 コンピュータ制御だが、人間が操作。動きはゆっくり。

アトラス 平衡を保とうとするロボット
人命救助用に開発中。


群れから救助ロボット
小さく単純な働き。災害救助。


群れとして働かせる
それぞれのロボットが周囲の情報を得て、自力で特定の動き
をする。
指揮を執るロボットはいない どのロボットを加減しても円を作る、など。
災害現場で分散して人を見つけたりできるようになる。


無駄のない自然の生産力
現代の産業は莫大な天然資源を消費し、有害物質を含む大量の廃棄物を出す。
紙を作る時は2倍の木材を使い、多くの廃棄物を出す。
革製品はその5倍の皮を使う。

自然は動物も植物も生育に必要なものだけを消費し、廃棄物も循環している

必要なものを無駄なく生産する
鮑の貝殻
 海水のカルシウムから固い殻を作る。

ウイルスから電池
電池は+極・-極・電解液
からできている。
-極を生物から育てる研究
海水に含まれるウイルス
 どこにでもいる。小さじ一杯に一千万ものウイルス。
形は様々だが、どれも外膜で遺伝物質を覆った構造をしている。
その中で数種類の遺伝物質を変える方法が見つかり、
安全に実験できるようになったという。

鉛筆型のウイルス 
細菌の表面に取り付き、DNAを注入し大量の自分のコピーを作る性質
がある。
金属微粒子を外膜にくっつくように遺伝子組み換えをして、これを極に詰め込む。

室温で生産することができ、廃棄物もごくわずかになる。

電池を発明することが最終的な目標ではなく、
生物を利用した全く新しい生産方法ができるかもしれない。


人間の暮らしは自然から学び、より良いものになる。
それを可能にするのは、私たち一人一人の想像力と、自然に対する敬意なのです。




関連記事
web拍手 by FC2
03 | 2015/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
月の開運法ブログパーツはJavaScriptを有効にする必要があります。


presented by
生きがいアフィリエイトのすすめ


問い合わせ先
日本国憲法

世界人権宣言


「ここの人、前になぜかニーチェについて書いてたよな、気になる」てなときに、『ニーチェ』と検索するとその記事が見つかるのです。すごいね!
ちなみに、書いていなそうな語句を検索すると、記事は見つからないけど、関連商品などが表示されます(笑)。
「5月の初め頃の記事…」と時期で探す時に便利です。

全ての記事を表示する

始めの10件位、この機能に気付かず「もくじ」の記事を作って、記事を書くたびにハイパーリンクしていました…。

日本語→英語 自動翻訳
English
♥. ♠. ♣Alice
Web page translation
最新トラックバック
まどろみ島の管理人

遊子

Author:遊子
このブログについて
トップページへ

RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

StyleKeeper