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 2013年12月の記事一覧 

 #さほがわの 日めくり万葉集 

平城京物語 都の川
春日山から流れる佐保川。
北東から平城京に入ると、貴族達の高級住宅地。
当時の貴族達は、夜に川渡りをして恋人に会いに行っていた。
佐保川は、しばしば恋の歌に登場する。

佐保川の   小石踏み渡り  ぬばたまの  黒馬の来夜は 年にもあらぬか
狭穂河乃    小石踐渡     夜干玉之  黒馬之来夜者  年尓母有粳
さほがはの こいしふみわたり ぬばたまの くろまのくよは としにもあらぬか

大伴坂上郎女 4巻 525 2011年 9月2日

佐保川の小石を踏み渡って、あなたがお乗りの黒馬が来る夜は、
一年中でもあってほしいものですわ。

藤原麻呂への返歌。
天上の天の川を渡る七夕伝説に見立てた麻呂の歌に、
年に一度ではなく、一年中でも来てほしいと答えた。


千鳥鳴く  佐保の川瀬の  さざれ波  止む時もなし  我が恋ふらくは
千鳥鳴    佐保乃河瀬之  小浪     止時毛無    吾戀者
ちどりなく さほのかはせの さざれなみ やむときもなし あがこふらくは

大伴坂上郎女 4巻 526

千鳥の鳴く、佐保川の川瀬のさざ波のように絶えるときもありません、
私があなたに恋うることは。


物資運搬の水上交通の実用的な道でもあった。

平城京のトイレ 
道路の側溝から屋敷に水を引く水洗式。汚物は溝に戻され、佐保川に流れていく。

かじかがえるが鳴く清流は、下流では下水道となっていた。

香塗れる 塔にな寄りそ 川隈の 屎鮒食める いたき女奴
香塗流   塔尓莫依   川隈乃  屎鮒喫有   痛女奴
かうぬれる たふになよりそ かはくまの くそぶなはめる いたきめやつこ

長意 吉麻呂(ながのおきまろ) 16巻 3828

香を塗った高貴な塔に近寄ってはならんぞ、
汚物の溜まる川の隈の屎鮒を食っているひどく汚い婢(はしため)よ。


都の中を流れながらさまざまな顔を見せた佐保川は、平城京に欠かせない存在。




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