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 2012年08月の記事一覧 

 #後 知られざる大英博物館3 

前方後円墳の変遷
丸山古墳
 奈良県桜井市 奈良県最大の前方後円墳。
古墳時代の最後を飾った古墳
で、ガーランドは注目していた。
今では宮内庁が立ち入りを禁止しているが、彼は中に入って調査をしていた。
緩い下り坂になっていて、自然の石を精緻に積み上げた大きな石室があった。
泥水に阻まれ約12mしか進めず、棺の部屋には辿り着けなかったが、
測量を徹底的に行い、丁寧に図面を書いた。

「中にある石室は全国で最大のものである上に、
 巨石構造では並ぶものが無いことなどを考えると~」

調査の結果、彼は、この古墳を天皇の墓だと考えた

普通は石室は墳丘の真ん中にあるはずだが、図面を見ると大きくずれている
1991年 雨で石室が現れ、調査をすると、確かに日本最大級の石室だった。
2011年 合同調査によって、作られた当時の模型を作った。
その結果、ガーランドの図面は正しかった

巨大古墳消滅の謎
文化の日本化
日本製の鏡
 中国から来たが、日本独特の模様になっていった。
須恵器
朝鮮半島では高坏が主流だったが、日本では脚が無い蓋付が食器の主流になった
丸山古墳の石室も日本流になった結果なのではないか。

石室
1、竪穴式石室
 日本古来の石室。墳丘の中央に穴を開け棺を納める。
2、横穴式石室
 紀元前に中国で生まれ、5世紀に朝鮮半島や日本で取り入れられた
横穴式石室は同じ形に加工した小さな煉瓦を積み上げて作るのだが、
日本では自然石を組み合わせ、だんだん巨大な石を使うようになった。
これは自然を敬い、巨石には神が宿るという日本独特の信仰による。
原型は大陸でも、そこに自然を取り込むのが日本の独自性であり、日本の感性である。
しかし、巨大な前方後円墳の中心まで届く長い横穴式石室は作ることができなかった。
だから、それよりも手前に石室を作っているのではないか。

前方後円墳の形を守るのか、横穴式石室に合わせて新しい墓制を確立するのか、

為政者個人だけの問題ではなく、朝廷全体の大きな関心事だったのではないか。
当時の日本は重大な選択を迫られていた。

その後の権力者の墓
石舞台古墳 日本は古来から続いてきた前方後円墳をやめた。

当時の人々にとって驚きのことであり、残念なことであったかもしれない。
しかし、新しい時代の到来であり、今に続く日本の元になったできごとだとも言える
仏教を中心とした新しい国作りが始まった。

強力な統一国家の建設に向け、新たな時代に入っていった日本。
ゆるやかな連合国家の象徴だった巨大前方後円墳はその役割を終えた。
日本列島の各地に残る巨大古墳は、日本独自の古墳文化の輝きを現代にも伝えている

失うものと新しく得るもの。その繰り返しで歴史は形作られている。


感想
日本の展示もあるだろうとは思っていたけれど、
なんとなく江戸時代か平安時代の展示物だろうなと思っていたので、
古墳時代の収集物があるとは予想外で驚いた。
この時代の研究を日英でしているなんてうれしいなあ。
この時代にすごく興味があるので面白かったです!
日本は古墳・大仏・神社など、巨大になるものが結構ありますね。



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